2013年8月13日火曜日

北海道自転車旅の可能性を探る(実用情報編)

 筆者は、楽チンが大好き。なので、行きは自転車、帰りは輪行というスタイルの旅が実は好きです。

1. 一番の課題は道外から「自転車をどう運ぶか」ということになるのですが、
   幾つか手があります。 事前に関係先に問い合わせる事が重要です。


北海道サイクリング協会のHP

また、団体(サイクル・ツーリズム北海道推進連絡会)のホームページは無いのですが


こんなガイドブックも発行されているので、

確認して見るのもよいと思います。



4月5日付の北海道新聞にこんな記事が出ていたようです。

「北海道を自転車の聖地に 観光連絡団体、専用道の駅96カ所に開設」


記事は削除されていますが、画像検索をするといくつか見つかります。


①航空機で移動

  基本的に自転車を預かってくれます
  (ルールは各航空会社に問い合わせが必要です)。 

  筆者は予約時に念のため伝えます
  (重量と三辺の和による制約がある、破損時リスクは搭乗者が負担する等)。

  地方空港から道内空港に向かう時は、
  車で空港に置いて出かけていたので楽だったのですが、
  大都市の空港だと行くまでが面倒ではあります。  


②通常のヤマト便を使う

  此方のブログで体験記がありました

③サイクリングヤマト便を使う

  JCA会員になる事が要件です。 営業所扱いなので注意が必要です。

  (60kg運賃とは、正規に自転車を送る場合の、概ね30%前後の料金とのこと)

④カンガルー便

  新料金体系になったようです。これは知らなかった。


⑤列車(輪行袋に入れます)

  持込が可能ですが、寝台列車の場合は置き場所に困るケースも出てきますね。
   

  新幹線移動の場合は、グリーン車に乗って車端部のスペースに自転車を置いたりしましたが・・・・ 多客時以外だからこそできる技ですが・・・

⑥フェリー

 受託手荷物扱いになるケースがあります。 

2.道内移動の場合 輪行袋は必要

 
①列車

  ワンマンカーの場合、 車端部のロングシート席に座ってます。

  特急の場合は、荷物置き場や乗降口横の元喫煙スペースなどに

  ワイヤーキーで動かないように固定します。

  いずれにせよ、多客期・時間を避ける様にしています。

②高速バス

  会社によって対応が異なるなので、
  必ず事前に問い合わせて、部署と担当者の名前を確認するのが肝要。

  

観光と自転車の親和性は高く、北海道の様な風景は自転車にマッチするので、長期滞在振興の観点からも自転車対応を進めて欲しいですね。


最近、「サイクリングフロンティア北海道」という会社も発見、
こういった所のツアーに参加する、と言うのも手かもしれません。



ちなみに、九州の阿蘇では自転車が持ち込める列車が走っていました(この体験記参照)。 四国でも季節運転の「サイクルトレインにゃんよ号」(宇和島発着)が季節限定で走り始めたようです。この手の列車は改廃が激しいので、JRのWebサイト等で最新状況を確かめる事が重要です。

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(2013年8月12日)  

2013年8月5日月曜日

雑誌「HO」&ルパン三世フェスティバルin浜中 8月10日、11日


なかなか、興味深い北海道情報誌「HO」を発見。

道東特集


オンラインで入手できるようになると、旅行者や海外の人にも

便利な気がするのですが、どうでしょうか?


中標津の「パイプのけむり」も載っている。

ここは「サガリステーキ」、焼肉で言うところの「ハラミ」のなかから

一番良い部位を供してくれるのだ!

ハラミステーキなり

おちついたレストランで、夜、美味しいものを食べたいな、

ラーメンや寿司ばかりじゃちょっと飽きるな~~という長期滞在の

旅行客の人たちにお勧めです。


また、雑誌には浜中町のルパン関係のコーナーも!


ルパン三世フェスティバルin浜中、今年2013年は8月10日、11日ですね!

今年はコスプレ大会もあるらしい

各種情報は下記URLから!


(2013年8月5日記)
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2013年8月2日金曜日

落石計画 (旧落石無線局の内部に入れるチャンス到来)

夏が来れば思い出す~~落石岬



落石岬は早朝に出かけて、朝日を拝むのも楽しい所ですよね

落石全体にもフットパスなどもあって、魅力的なエリアです

落石シーサイドウェイのHP

落石駅




駅からは離れていますが、

岬への途中に集落を通りかかると、そこには、駐在所や郵便局もありました。

落石郵便局が駅逓としてからの長い歴史があるとは、知らなかった

http://www.nemuro-footpath.com/ochiishi/ochiishi-life/


岬の入り口にある、旧落石無線局の跡は、ギャラリーとして年に一度公開されます。


落石計画のサイト

2013年は8月7日からの開催、との情報です

http://www.hokkaido-nl.jp/detail.cgi?id=16312

釧路や根室まで出かける予定があれば、是非どうぞ!

(2013/08/02記)
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2013年7月26日金曜日

廃線跡を遊ぶ

 いよいよ夏休み。

 筆者もよく夏に北海道をドライブしていました。

その昔、学生時代は、今はなき周遊券で鉄道を乗り継いで旅をしていました。

ドライブ中に、鉄道の廃線跡や駅の跡を見ると、センチメンタルな気持ちになります。

 その廃線跡が、観光に活用されているケースが北海道に多いのです。

何といっても、道北の美深の「トロッコ王国」が本格的に遊べる所でしょうね。

旧美幸線の線路そのままを往復10キロ(約40分)をエンジン付の

トロッコを自分で運転できる、というのは北海道ならではの楽しみ方だと思います。


(写真はMapple観光ガイドより)


一方、道東の標津町ではこんな取り組みが・・・

旧標津線跡地 散策路利用始まる 9.2キロ 町観光ガイド協が整備

先に書いた、小樽・旧手宮線での「スタンドバイミー」ごっこ等や、

軽便鉄道の廃線を活用した「支笏湖周辺のサイクリングロード」を含め、

まだまだ、道内各地に廃線活用事例が有ります。 クマ対策や虫対策、安全に留意して

貴方自身の、廃線体験を楽しめる夏にしてください。


(2013/07/26記)
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2013年7月17日水曜日

ご当地ラーメン in 釧路


釧路も、ラーメンの技を競い合う楽しい街の一つである。


写真は、末広町 河むらの「昔風ラーメン」


釧路ラーメン麺遊会、なんていう楽しい団体もあるようです。

http://www.kushiro-ramen.com/index.html

ラーメンが取り持つ縁で、各地のイベントにも出店しているらしい。

ザンギだけじゃなく、ラーメンもメジャーになってほしいですね。

この「休坂」という民宿のブログは楽しい写真が多いです。
http://d.hatena.ne.jp/yasumizaka/


(2013/07/17記)
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2013年7月7日日曜日

知られざる「駅前旅館」を探る

最近は、駅前旅館に泊まる事も少なくなった気がします。

その代わりに駅前のホテルに泊まる事が多くなっていますが、

みなさんはどうでしょうか?

時刻表の後ろにある電話帳を見て予約するスタイルから、Webサイトで

予約スタイルになってしまった事も一因かなと筆者は考えています。


そもそも、Webで予約しないで泊るのは、

「とほ宿」位になってしまったかもしれません(「とほ宿」ですら稀になりました)。




森繁久彌、伴淳、フランキー堺といったキャストで「喜劇 駅前旅館

なんていう映画もあって、筆者も見た事が有りますが・・・・死語かもしれません

「駅前旅館」!(その駅前シリーズ等の60年代映画のロケ地考証を行っているサイトはこちら


そんななかで、北海道には、「駅前旅館」がまだ幾つか健在のようです。

名前は凄いが、「日本ボロ宿紀行」のブログ記事にあったこの旅館は面白い。

剣淵町  駅前旅館」  北海道上川郡剣淵町仲町2-4

なんでもラーメンが有名らしいです。


また、検索して見ると、「駅前民宿」という旅館も

ありました

駅前民宿」 北海道様似郡様似町大通1丁目17 (女将のブログはこちら


筆者は未訪ですが、次のシーズンに是非、訪問して見たいと思いっています。


北国を旅する時には、ブルコメサウンドもお忘れなく(笑)
こちらは珍しい、シャープ5バージョン


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(2013/07/07記)

2013年6月29日土曜日

長期滞在モニターのアンケート結果を見て


2012年に長期滞在モニター(1000名)が募集され、筆者も釧路編で参加。

 そのアンケート結果がWeb上に公開されている。

 モニターの結果は、90%以上が、再び北海道で長期滞在したいという結論でした。

詳細な紹介もあり、特に「長期滞在受入地の改善課題 」の項は、皆さんにも是非に知ってほしいところですね。

具体的には

・【宿泊施設】長期滞在に耐えられる設備が整っていること

・【食事】北海道グルメを望む他、宿泊先でのメニュー変化や周辺店舗情報の充実

・【滞在中のプログラム】人やテーマそれぞれによって楽しめるプログラムを望む他、地元との触れ合いを持ちたい

・【地域スタッフの対応】モニターへの対応が十分でないこと、当該エリア内の周知不足

・【イベント】滞在地ならではのイベント催事があること

8月のくしろ港祭りには、バスや白バイの展示も・・・・


9月にはホルスタインの品評会などもあるんですねぇ

・【その他】
  自家用車やレンタカーを使わない場合の公共交通機関の充実(バスの増便など)
  長期滞在における料金の割引システム
  クレジットカード決済のできる店舗の充実



といったような項目が掲げられていました。


また、各現場での取り組みも別のWebで紹介されていた。
 
 重要な事は、「これらの課題が次にどう改善されたか」という継続フォローが実施されるかどうかではないかと思います。

 単年度の取り組みだけでなく、 定期的なモニターチェックや、海外からの受け入れモニターなども是非に実施してほしいですね。



長期滞在型にマッチする観光資源も課題もまだまだあると思うのです。 
  

(2013/06/29)