2013年6月29日土曜日

長期滞在モニターのアンケート結果を見て


2012年に長期滞在モニター(1000名)が募集され、筆者も釧路編で参加。

 そのアンケート結果がWeb上に公開されている。

 モニターの結果は、90%以上が、再び北海道で長期滞在したいという結論でした。

詳細な紹介もあり、特に「長期滞在受入地の改善課題 」の項は、皆さんにも是非に知ってほしいところですね。

具体的には

・【宿泊施設】長期滞在に耐えられる設備が整っていること

・【食事】北海道グルメを望む他、宿泊先でのメニュー変化や周辺店舗情報の充実

・【滞在中のプログラム】人やテーマそれぞれによって楽しめるプログラムを望む他、地元との触れ合いを持ちたい

・【地域スタッフの対応】モニターへの対応が十分でないこと、当該エリア内の周知不足

・【イベント】滞在地ならではのイベント催事があること

8月のくしろ港祭りには、バスや白バイの展示も・・・・


9月にはホルスタインの品評会などもあるんですねぇ

・【その他】
  自家用車やレンタカーを使わない場合の公共交通機関の充実(バスの増便など)
  長期滞在における料金の割引システム
  クレジットカード決済のできる店舗の充実



といったような項目が掲げられていました。


また、各現場での取り組みも別のWebで紹介されていた。
 
 重要な事は、「これらの課題が次にどう改善されたか」という継続フォローが実施されるかどうかではないかと思います。

 単年度の取り組みだけでなく、 定期的なモニターチェックや、海外からの受け入れモニターなども是非に実施してほしいですね。



長期滞在型にマッチする観光資源も課題もまだまだあると思うのです。 
  

(2013/06/29)

2013年6月24日月曜日

小樽で「スタンドバイミー」ごっこ

皆さんは、「スタンド・バイ・ミー」を覚えていますか?

線路づたいを歩いて死体探しの旅に出かけるという映画です。

挿入歌有名ですね。



さて、小樽の街中に、手軽に「スタンドバイミー」ごっこが

出来る廃線跡があります。旧国鉄「手宮線跡」です(写真は小樽市HPから借用)。



日本では普通、列車が来なくなるとすぐ撤去するのですが、

ここだけは違い、昔のままの線路が残っており、今にも

列車が走ってくるような錯覚に陥ります

一部は歩けるようになっています(来ないから安全です)

面白い旅行記も発見しました。
http://news.mynavi.jp/column/nekomachi/046/index.html

正式には旧手宮線ということなのですが、

保存活動が体系的になされています。

手宮線 画像」でググると絵になる景色が色々でてきます

運河を見学し、旨い寿司を食べたあとは、 

廃線跡を歩いてみるのもいいかも。

でも、くれぐれも普通の鉄道の線路で

「スタンドバイミー」ごっこはしないでください。

(2013/06/24記)

2013年6月14日金曜日

幻のオイスターブラック


オイスターブラック=厚岸産の牡蠣を使った発泡酒


だそうですが、どんな味がするんでしょうか??
(写真等はURLを見てのお楽しみ)


 牡蠣エキスがたっぷりしみ込んでいるが、特殊処理をしているので塩辛かったり生臭いわけではないということですから、ご安心を。醸造元はサッポロビール、ということですが、東京じゃ手に入らないですね

 牡蠣は、疲れた時に食べると即効性があるスタミナ食品なので、飲みながら勢力回復も図れてしまう秘密の飲み物ですな^^

  
 仕事で疲れた時など、カキフライを食べてパワー回復、なんてことを筆者もよくやっていました。

 さて、厚岸には観光客向けの「コンキリエ」だけではなく、知る人ぞ知るのお店が色々あるようです。

筆者のお薦めは「駅から少し離れた所に有るこのお店

牡蠣をはじめ、季節の魚、肉、お酒(黒霧もありました)

ハイグレード規格の「カキえもん」もありました。

 
鯨肉が入荷する事も!



オイスターピザ


トキシラズも・・

不定休との事なので電話をして、地図を確認してから探検して下さい

 多少落ち着かないですが、厚岸発22:37発0:02根室着、22:37分発23:20釧路行の列車(2013年6月現在)で移動することもできます。

ほろ酔い加減で夜汽車にゆられるのも、また良し、ということでしょうか??

どうにかなるさ かまやつひろし が花咲線の夜汽車に似合います。




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2013年6月11日火曜日

北海道大学総合博物館の企画展(香月 泰男、工藤 信彦、秋野 豊、宮本 常一)

観光ガイドでは、あまり注目されることが無い博物館ですが、


北大は「ジンパ(ジンギスカンパーティー)」だけでなく、

ユーラシア(旧ソビエトを中心としたエリア)についての研究成果の宝庫でもあります。 

その成果を踏まえて企画展が行われています。

札幌へのお出かけの際にご覧になっては如何でしょうか?

会期が前後期に分かれています。関連した講演会等もあります。 

*臨時開館:8月5日(月) 臨時休館:9月8日(日)

part.1 6月1日(土)~8月25日(日)香月 泰男、工藤 信彦

part.2 9月1日(日)~10月27日(日)秋野 豊、宮本 常一 


http://www.museum.hokudai.ac.jp/special/article/19/

Webサイトより

 「シベリア抑留による境界移動の心象を中心題材として描いた画家香月泰男、境界移動によって失われた生地、樺太の位置づけを問う詩人・文筆家工藤信彦、ユーラシアを隅々まで歩き、紛争の現場をとらえ解決に身を賭した国際政治学者秋野豊、島嶼・農山漁村をくまなく歩き、忘れられた日本人の暮らしに光をあてた農民学者・社会運動家宮本常一を、境界研究の先人として、その足跡を辿ります」

 故秋野助教授は、筑波大学を辞職し外務省に入省、国連タジキスタン監視団に参加し殉教されています。筆者は東欧関連のセミナーでお話を伺った事が有ります。

冷戦とは何だったのか―戦後政治史とスターリン 』
という共訳書もお勧めです。

 また、宮本常一氏は在野にあって素晴らしい成果を残されています「ふるさとの生活 (講談社学術文庫) 」は失われた日本の生活を暖かい視点で描いています。



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(2013/06/11記)


2013年6月9日日曜日

JR北海道プラザ(東京駅丸の内口)と企画旅行の楽しみ

「JR北海道プラザ東京支店」は

 フットワークが軽く、「あったらいいな」というアイデアを

上手く店づくりに生かしている。

 最近では、道内主要観光地のパンフレットを厳選して

展示している。

 北海道レピーターになりたい人にとっては便利な場所になるかも。 

JR北海道独自の列車イベント・企画商品等にも申し込む事が可能だ。

 日曜・祝日はお休みだが、仕事帰りや買い物のついでにブラッと寄ってみると

思わぬ発見があるかもしれない。

 毎月、地元自治体とタイアップしたプレゼント企画などもあるようだ。 
  

http://w1.alpha-web.ne.jp/~jrhtyo/index.html


住   所:東京都千代田区丸の内1丁目1-9-1
       東京駅丸の内地下中央口前

営業時間:平日    10:30~19:00

     (電話受付   10:30~18:30)

     土曜日      10:00~17:00
     (電話受付   10:00~17:00)

定休日    :日曜日・祝日・年末年始

 
  
  例えば、JR北海道の独自企画商品として、2009年に「国鉄色キハ183系でめぐる3泊4日道内の旅」といったマニアックなものがあり、東京駅丸の内口のJR北海道プラザでも販売してくれた。

 「札幌→函館→札幌→釧路→網走→旭川→札幌→函館」という経路で、普段、特急列車が走らないコースも走るという鉄道ファンがワクワクする様なものであった。

 国内を普通に旅する場合、一日じゅう、同じ列車にのりつづける旅と言う事はなかなかないので、貴重な経験をしました。 

筆者は道中、仕事で使う本を持ち込んで景色を見ながらレポートにまとめていましたが(苦笑)

  




函館駅

石北本線・上川駅 層雲峡方面への玄関口

釧網本線・塘路駅 運が良ければタンチョウがみられるかも

函館本線・長万部駅


東京にお住まいの皆さんは、JR北海道プラザで、特色ある企画旅行の情報もご覧になってみたら如何でしょうか?
 
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(2013/06/9記)
    

2013年6月3日月曜日

新千歳空港から支笏湖サイクリングロードに向かう際の注意点(補記)

新千歳空港→支笏湖自転車道の千歳川起点までを自分の自転車で走行した経験から
記しておきます。

残念ながら、案内板等はありませんから、自分で判断していかねばなりません。


・国内線ターミナルから歩道が就いてたり途切れたりする
・暫く走ると札幌方向の分岐に差し掛かるが歩道はなく、軽車両も入れない。
・やむなく歩道の付いている道に沿いJRをオーバーハングする。
 歩道は、アウトレットの横に出た。

・エレベーターを使い南千歳駅の自由通路を経由して、国道36号に出る。

・支笏湖行きのバス停もあるのに国道側にはエレベーターは設置されていない。

・航空自衛隊の基地を左手に国道36号を道なりに走ってゆく。

・基地を背に千歳市街に国道を走ると、コンビニがある。

・千歳川の橋のたもとから自転車道は始まる。幣ブログ記事参照

・暫くは地元の人も行き交うが、高速道路の高架下あたりからは、ほとんど貸し切り状態。


支笏湖の夏!


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(2013/06/03記)

千歳で借りて、支笏湖で乗り捨てできるレンタル自転車発見!

 もっと手軽に自転車を使った旅が北海道でしたい。

そんな思いを胸に、判った範囲で情報をアップしていきます。

今回は、千歳から支笏湖に自転車で行ける(乗捨て可能)という情報

支笏湖畔


実は千歳観光連盟が、自転車レンタルを実施しています。

観光・ショッピングを気軽に楽しんでいただける「周遊自転車」の貸出サービス。

カゴ付きで便利な普通自転車や、森林の中を走るのに最適なマウンテンバイク、親子で楽しめる子供用自転車の他、坂道も楽にこげる電動アシスト付き自転車もあります。

支笏湖観光案内所での貸出・返却も行い、市内〜支笏湖間の片道利用も可能です。

最新情報は観光連盟のWebサイトで確認してください。

距離は、千歳起点から支笏湖まで約23kmです。

気を付けなければいけない点をいくつか書いておきます


・「千歳側のサイクリングロードの出発点」が判りにくい所に有る。

・必ず、飲料は用意してから出発する事
  (途中にコンビニや自動販売機が無い)

・帰路をバスと考えている場合は、ダイヤを事前に要確認。
 (季節によって運行していない場合もありうる)
 
 
 

・支笏湖畔から丸駒温泉まで、アップダウンで片道約7Kmある

・支笏湖から苫小牧に抜けるサイクリングロードもあるが、

 苫小牧側の終着地点から苫小牧駅方面への案内板は皆無(途中水場なし)。

・支笏湖までは緩い上り、支笏湖から苫小牧までは一直線の下りが続きます。


・千歳側の出発地点付近はこんな感じです


 千歳橋のたもと、スタート地点は橋を渡った中古車店のたもとにあります
ここから始まる



千歳→支笏湖の案内看板


支笏湖から苫小牧に抜けるサイクリングロードもあります


また、参考になった自転車による支笏湖訪問記は下記の様なものがあります

支笏湖公園自転車道(千歳から支笏湖)

支笏湖サイクリング

ママチャリで行く支笏湖サイクリングロードの旅

実はこの道、北海道が管理している「道道」なんですね(笑)

自転車道の一部が軽便鉄道の廃線らしく、その関係のブログもたくさんあります
廃線探索 王子軽便鉄道山線

ご参考まで

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(2013/06/03記)

2013年6月1日土曜日

知られざる新千歳空港の魅力(温泉だけじゃなく映画館も発見)

 新千歳空港に、温泉があるのは知っていたが、映画館まで出来ていた!


じゃがポックルシアター(電話0123(46)2280)


どうやら、カルビーが協賛しているようですね。2011年7月に開館していたのは知らなかった・・



ワンコインシアター(500円)という企画を定期的に地元還元の意味も込めて実施するもよう。

4月からは、同シアターなど空港内4エンターテインメント施設の利用者を対象に、空港駐車場(A、B)の3時間(450円分)無料サービスを開始ということだから、出迎えの前に映画を見ているっていう手もありますね^^

 ちなみに、温泉は宿泊もできるから、早めの前泊、映画を見て温泉入って、マッサージを受けてから旅行に出かけるなんていう「プチ贅沢」も楽しめるかもしれないですね!

  もちろん、千歳まで早めに来て、旅の最終日に疲れをいやす事もできますよ!

(2013年6月1日記)