皆さんは、「とほ宿」という旅のスタイルをご存じだろうか?
ユースホステルを小規模にしたような、男女別相部屋のリーズナブルな宿だ。
毎年「とほ」という小冊子が出ていたのが、
今回は、十勝発の意欲的なタウン誌「スロウ」とのコラボによる発行になった。
ヨーロッパのホステル(ドミトリー)は概ね機能的で、
人と話す機会がないこともあるが、
日本の「とほ宿」は食事の時間が決まっているせいか、旅人同士や
宿のオーナーとのでのコミュニケーションが濃厚な気がする。
http://www.toho.net/
パックツアーでなく、個人旅行をしていて、
淋しい気分になったらこういった所に泊まるのもおもしろい。
知る人ぞ知る、という観光スポットの事なども聞ける。
時には、パーティーなどが催されることに出くわしたりする。
こんな取り組みは、大規模なチェーンホテルでは
難しい。
場所が駅から離れていたりするが、送迎してくれたりするところも多い。
例えば、落石岬の近くにある「カジカの宿」は、目の前が
海という気持ちのいいロケーションでお薦めだ。
写真は落石岬
とほ宿以外にも、ドミトリー形式の旅人宿は、道内にもある。
貴重品管理などをきちんとしたうえで、正しく楽しみたい。
(2012/04/24記)